君子豹変

「君子豹変」。　スゴイですねェ。　君子は変幻自在ですか・・・。
いのししには、真似することは出来ません。　「君子猪変」なんて、あり得ませんしね。　「超ヘン」でしょう。

「君子不器」、これもスゴイ！　徳を積んだ人は、一芸に秀でるだけではないのだそうですね。　幅広く、種々の事柄に通じているそうです。
レオナルド・ダ・ビンチ、南方熊楠、あるいは、平賀源内でしょうか。

「君子」とは、学問に優れていると同時に、徳が身に付いている人のことを言うそうですね。　

学問に優れるとなれば、博士、ノーベル賞受賞者。
徳を積んでいると言えば、孔子、孟子、お釈迦様ですかね・・・。
ノーベル平和賞受賞者が入りますかね。　近年、ノーベル賞は、冴えない雑音が聞こえて来るようで・・・。　

ノストラダムスと言う人がおりました。　大預言者と言われます。
当初は、「錬金術」に夢中になっていたそうですね。　「化学」です。

ペスト・黒死病が大流行すると、今度は「医者」に変身して、町中の患者を診て歩いたそうです。　

更にです。　何時とはなしに、天文学に凝って、予言らしきことを口走ったり、詩の形式で予言を書くようになったそうです。　

ですが、何んとなく、「君子」と呼ぶ気がしませんね。　何故だろう！

多分、彼の生きていた時代の流れに、上手に乗っていたゞけだからではないか・・・と。

「錬金術」＝一攫千金。　「医術」＝病魔に苦しむ人にすれば神様。　
「天文学・占星術」＝原始の時代からの神秘。　庶民には魔術。
「大予言」＝当たり外れが判る頃には、生きていない。　

一般社会・世界全体の「うねり」が判るような気がしますね。
「豹死留皮、人死留名」。　「野猪死留牙」が無い！　チキショ～！　

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