訪問介護 [日記 雑感]
介護のボランティアに従事していた当時、訪問介護の依頼が
ありました。
当時、80歳の男性でした。
足が不自由になり、車椅子での生活を余儀なくされておられました。
この方の外出時のお手伝いで御座います。 当然、車椅子を押しての
外出です。 公園の池で泳ぐ、鴨を眺めたり、梢を渡り歩く、
雀を見たり、木々の小枝のツボミの色具合を楽しんだり・・・。
このご老人は、教養の深い方で、“俳句”“書道”などを楽しんで
居りました。 壁に掛けた“雲盤”に、色紙に書かれた作品を入れて、
ご自身、鑑賞をなさっておりましたね。
また、道すがら、真っ黒い“篠竹”を見付けて・・・。
いのしし「珍しい竹ですね。 ラオ竹でしょうか?」
ご老人「これは“クロタケ”でしょう。 黒い竹だから“クロタケ”
と呼ばれているらしい。 そのまゝなんですね。」
勉強になりましたよ。
そんな、ある日、ご老人“風邪”を引き込みました。 咳が止まらず、
ついに肺炎と言うことで、入院をされました。
数日を経ずして、他界されました。
もう、お話しをすることは出来ません。
種々、教えて頂きました。
有難う御座いました。
( 合掌 )
ありました。
当時、80歳の男性でした。
足が不自由になり、車椅子での生活を余儀なくされておられました。
この方の外出時のお手伝いで御座います。 当然、車椅子を押しての
外出です。 公園の池で泳ぐ、鴨を眺めたり、梢を渡り歩く、
雀を見たり、木々の小枝のツボミの色具合を楽しんだり・・・。
このご老人は、教養の深い方で、“俳句”“書道”などを楽しんで
居りました。 壁に掛けた“雲盤”に、色紙に書かれた作品を入れて、
ご自身、鑑賞をなさっておりましたね。
また、道すがら、真っ黒い“篠竹”を見付けて・・・。
いのしし「珍しい竹ですね。 ラオ竹でしょうか?」
ご老人「これは“クロタケ”でしょう。 黒い竹だから“クロタケ”
と呼ばれているらしい。 そのまゝなんですね。」
勉強になりましたよ。
そんな、ある日、ご老人“風邪”を引き込みました。 咳が止まらず、
ついに肺炎と言うことで、入院をされました。
数日を経ずして、他界されました。
もう、お話しをすることは出来ません。
種々、教えて頂きました。
有難う御座いました。
( 合掌 )
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