「美しさ」とは？

「数学」を専門に勉強したり、お仕事にされている方々は大勢いらっしゃると思います。　社会に貢献している度合いは可成りのものがありますね。　

身近なところでは、学校の先生ですよ。　社会に於いては、まず、保険会社でしょうか。　種々の統計手法を開発する仕事もあります。　証券会社とか銀行などでも、新商品開発には、数学の素養、専門知識が必要になります。

一般的に良く知られている、楽しいお話も数学の世界には多いのですよね。
ガウスの少年時代の逸話とか、ガモフの距離測定の計算式とか、ユークリッド幾何学は二次元の真理であって、三次元幾何学はもう一方の柱だとか、楽しいですねェ～！

今日は、数学の難しいお話をしようと言うのではありません。
フェルマーの最終定理がどうのコウのと言ってみても始まりませんしね。
物理学が絡んで来たりしたら、コンガラかって、宇宙空間を浮遊している状態に陥りますからね。　

「美」。　つまり、美しいという意味です。　イキナリで御免なさい。　
美しい景観、美しい書、美しい女性、別の言葉で「美人」と言うのですね。　
「美しい」ということは、気分の宜しいもので御座います。

数学は「美」を追求する学問である、と言われておりますね。
ノーベル賞クラスの数学者は、「美しい数学」をツクることに日夜腐心している、と言われます。　油・絵の具は使いませんけどね。　

「数学の美」とは何か？　整然と並んだ、綺麗な数式の羅列は「美しい」と言えばその通りでしょうけれど、京友禅とか、大島紬と比べてどうなのでしょうか？　好みの違いもあるのでしょうが・・・。

数学の言う「美」とは、「簡潔さ」なのですね！　ダラダラと数式を連ねて、アッチに持って行ったり、コッチに持って来たり、やっとの思いで、結論に辿り着くのは、美しくナ～イッ！　と言うことになります。

十把一絡、足して二で割る、単純直裁、簡単明瞭。　もの凄く嫌う人がおりますけれど、答えが「正解」であれば、宜しいのでは、と・・・！？　

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