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世界恐慌? [日記 雑感]

昨年当たりから、地球規模の不況が広がっているとの話が聞かれます。 いよいよ、資本主義の終焉が目の前に迫って来ている、などという声すら聞こえます。 理想、予想、思想、妄想、夢想、幻想、想像、何でも宜しいのでありまして、最高に素晴らしいと考えられているものが、いつの間にか消えてしまっている、なんてことは世の常なのですね。 
ルビコン川を渡ったジュリアス・シーザーがローマ市民に善政を布いて、喝采を浴びたということですが、最後は、元老院で、親友である筈のブルータスに止めを刺される。 悲劇と言えば悲劇ではありますが、人間の社会は一筋縄では括れないところに、素晴らしさと、恐ろしさがあるのですよね。

さて、地球規模の不況のお話しなんでありますが、世界中のアチラ、コチラから、株式の売買に失敗して、手足を失ったようだとか、首が回らなくなったとか、色々なお話が出ているようですね。 そこで、いのししが不思議に思うのは、証券会社とか銀行などでは、投資あるいは投機には、余裕のある資金、遊んでいるお金を振り向けて下さい、と折に触れて呼び掛けておりますね。 それにも関わらず、全財産を失ったような騒ぎになる。 要するに、余裕があるという言葉の意味が理解できていないのではないか、と思うのですね。 余裕というのは、自宅のほかに、夏の別荘、冬の別荘、別荘には夫々、乗馬用の馬が2頭ずついる。更に、夏用の別荘には、三角帆のヨットとクルーザーヨットがある。
その他に、使い道のないお金が10以上の金融機関に預けっぱなしになっていて、どこに幾ら預けてあるかなど、丸っきり記憶がない。 と言う状況が、「余裕」なのですよね。 いのししは、木の実や芋などを食べているんですけど・・・。 

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harepanda

資本主義は簡単には終わらないでしょう。1929年の恐慌でも終わらなかったのですから。

しかし、市場万能主義は危険であり、米国や中国のように投機性が高く経済規模も大きな国については、ある程度の国際的な監視活動が必要だというのが私の持論です。

アメリカが世界恐慌の引き金になったのは、これで二回目ですが、実は前回の恐慌の時も共和党政権でした。市場万能主義とアメリカ人の借金してまで消費するという体質が合体すると、バブルと恐慌を生むという教訓が、生かされていないのです。

三回目をやったら、世界各国はIMFによるアメリカの常時監視を要求し、拒否するのであれば、アメリカとの公益を一切断絶するくらいのことをしないと、恐慌は何度でも繰り返されるでしょう。

日本にとって最大の問題は、麻生政権が恐慌への対応能力を持たないことです。
by harepanda (2008-10-25 16:52) 

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