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提灯持ち [日記 雑感]

高木健夫様と言う、優秀な人財が、以前、大手新聞社におられました。

「一段と高い演壇に登って、尤もらしい屁理屈を胸を張って口走り、大向こうを唸らせようなどゝ考えるヤツは、新聞記者には、向いていない!」

要するに、新聞記者は、懸命に、読者の役に立つ情報を集めることに情熱を傾けるべきであって、世情に流され、世間の風潮に乗って、提灯を捧げ持つようなことはするな! と、言うことで御座いましょう。

裏返せば、世間一般からは、白眼視されるような記事であっても、読者に必要であると考えるならば、堂々と書き上げなさい! 

相当の勇気と根性が無ければ、難しい「お達し」で御座いましょうね。 

碩学の人は、凡人には厳しすぎて口に出すことすら躊躇されるような事柄を、酒席で駄洒落を飛ばすほどの軽いノリで、発言されますよね。
恐縮至極で御座いますね、ホント・・・。

さて、そこで・・・と・・。

少々、天の邪気感覚で、モノを言わせて頂ければです。
世間が何を言おうが、周囲の人間が何を考えていようが、攻撃されようが、罵倒されようが、己の考え方が正しい、と思うならば、その信念を貫き通せ、と言うことで御座いましょう。

「武骨」、「野武士の根性」、と言うのでしょうかね。
恰好が宜しいですねェ。 一本、筋を通す。 男の底力。

これを裏側からみれば、「頑迷固陋」、「石頭」、「融通の利かないバカ」。
ど~も、イメージが悪いようですねェ~。 

それは、そうなのでありますが、一般社会には、「奇人変人」は必要なのでありますね。 人が見向きもしないような事柄を、嬉々として研究していたり、誰もやりたがらないような事を、夢中になって、こなしていたり。

「専門馬鹿」は、社会発展の「起爆剤」、「必需品」ですかね。 

タグ:提灯持ち
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