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大根役者 [日記 雑感]

“役者さん”と言う職業があります。 俳優とか、女優、子役などです。時として、善玉役者、悪玉役者などゝ呼ばれることがありますね。

あの役者は“善玉役”がピッタリだとか、あの俳優は“悪玉役”が専門だとか、ご本人にしては、甚だ、不本意な言い掛かりかも知れませんが。

つまり、人間には、個々に個性がある、と言うことでしょう。
俳優、役者となれば、まず、例外なく、平凡な一般人とは比較にならないくらいの“強烈な個性”を持っているでしょうね。 

その強烈な個性が、舞台で、あるいは、スクリーンで、ガッチリとぶつかり合う、そこに見物客は魅力を感じるのですよね。 

そこでモンダイが発生します。

役者、俳優などの職業に携わっている人々は、出来れば、善人の役をやりたい、善意に溢れた人物を演じたい、と望むでしょうね。

しかしです。 現実には、善人ばかりが舞台の上で、善意のバーゲンセールを競い合っても仕方がない。 現実離れがしていて、アホらしくなりますね。 

実際の日常生活では、善人ばかりに取り囲まれて、ユメの世界。 なんてことは、ありませんからね。 

名優として有名な“森繁久弥”様のお言葉です。
「役者は、“ピン”と“キリ”を極めれば、一人前だ!」

奴隷、ルンペンの役柄は、どうにも、サマにならない。 王侯貴族、殿様、お姫様の役しか出来ない。 “大根役者”と言う言葉があるのですね。 

大劇作家・シェクスピアが言うように「世間は舞台だ!」とすれば、我々は、登場人物ですね。 時には、主役を演ずることはありましょうが、セリフのない、通りすがりの通行人の役、と言うことだってある。 
両方の役を、巧みに演じ分ければ“大根役者”と呼ばれないでしょうね。
いのしし・大根。 取り合わせが・・。 雑食性ではありますが・・。

タグ:大根役者
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