覇権争い

人間が居ます。　

４～５人が集まります。　自然の成り行きとして、リーダーが出現します。これ等の小集団が、複数集まって来ます。　その中から、種々の争い、駆け引きなどの末に、優れた大集団のリーダーが誕生しますね。　

この際、小集団は全部消えてしまうことはなく、そのまゝ、存続します。

大集団・母集団の中に、小集団が複数、取り込まれますね。　
勿論、母集団に反旗を翻す、叛乱分子は居りましょう。
しかし、これ等の分派活動分子は、母集団に呑み込まれてしまうか、追放されてしまうでしょう。　

大集団・母集団は安泰です。　

太陽系宇宙が、大宇宙の全て、などゝ考える人は居ませんね。　

大集団・母集団は、地球上に無数と言って良いほど、多数存在します。
存在しているだけではありませんね。　夫々が“覇権”を得ようと、争いを繰り返します。　

「覇権争い」。　

大集団・母集団は、互いに、睨み合い。　時として、集団の存続を賭けて血で血を洗う抗争を繰り広げます。　“大出入り”ですか。　

このような状況下、対立関係にある“母集団”の中の小集団は、敵対関係にある、相手方に対して、嫌がらせ、あるいは、脅し、挑発を繰り返します。　所属する母集団の大ボスの顔色を窺いながらです。　

ヒョットすると、母集団の大ボスが、内々に、指示を出しているのかも。
覇権争い相手の腹の底を探ろうとしてゞすね。　手下はツライね。　

更に、ナンだカンだの行き違いやら、行き掛かりやらで、子集団が追い詰められて、突拍子もなく“特攻々撃”を仕掛けることがありましょう。　
母集団から見れば、子集団なんて“捨て駒”でしょうからね。　怖い！

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